「笠置山」  その8

 「木津川」の「笠置大橋」と、対岸の「切山」

 「笠置山」の登山口まで下りて、府道4号線を南へ向かうと「緑のしぶきコース」で、約5キロも行くと奈良市柳生町、バスなら約10分で行きます。また、府道4号線を北へ向かうと「木津川」に架かつている「笠置大橋」を渡って、国道163号線へ至りますが橋を渡らず、JR関西本線に沿って、木津川の南岸に建つ笠置温泉旅館「笠置館(TEL 0743-95-2331)」の下を通って、河原を東へ辿ると、「銀の帯コース」、東海自然歩道でもあります。夏は、西を見ると「河川敷公園」でキャンプや釣り等をして、バーベキュウの匂いが漂って来ますが、「笠置大橋」東約100mは入漁料無料地で、自由に釣りを楽しむ事ができます。
 万葉集で「泉川」と詠われた「木津川」

 更に「木津川」沿いに南岸を東へ進むと、4月上旬「笠置さくらまつり」で、桜が満開の東海自然歩道、「銀の帯コース」を更に東へ進み、JRの線路沿いに上がって、3月〜11月までなら日本カヌー普及協会(TEL 0743-95-2507)が10500円で主催しているカヌースクールのカヌーが色とりどり眼下の木津川に浮かび、5月第4日曜日に「木津川カヌーまつり」が温泉旅館「笠置館」の下の「カヌー広場」で行われ、更に「木津川」に沿って走るJR関西本線の線路沿いに約2キロ進むと、東海自然歩道、「銀の帯コース」中間点で、この辺りから見る「木津川」は巨石奇石がゴロゴロと、写真の様に墨絵の世界を彷彿させます。
 「布目川発電所」の「水路管」

 大阪府の明治の森「箕面(みのう)国定公園」から東京都の明治の森「高尾国定公園」まで、美しい自然や文化財等を結ぶ、1697kmの道が「東海自然歩道」で、京都府相楽郡笠置町の辺りでは「木津川」の対岸に聳える「童仙房」から下って「木津川」を渡り南岸沿いにJR関西本線と共に「笠置山」の崖の下を通る所、その間、約4kmが笠置町指定のハイキングコース「銀の帯コース」です。「笠置大橋」の方から「木津川」の流れに逆らってJR関西本線の線路脇を東へ進むと、「木津川」へ「布目(ぬのめ)川」が流れ込む少し手前で、JRの踏切を渡った所に、関西電力(株)の「布目川発電所」奈良制御所があります。




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