奈良町  その4


 阿弥陀寺(TEL 0742-25-0316)

 「伝香寺」から「やすらぎの道」を更に南へ下り、250m行った大きな交差点を左(東)へ曲って直ぐ小さな路地を南へ入り、25m行って更に左(東)の路地へ入ると浄土宗安養山浄土院「阿弥陀寺」です。元「元興寺」の一庵「龍樹庵」で、国重文の「絹本著色観経十六観相図」を蔵し、1600年(慶長年間)頃に本堂を造営して興福寺一乗院門主から寺号を与えられ、佐渡金山奉行で、初期の奈良奉行大久保石見守長安の供養塔があり、奈良奉行中坊家代々の墓所で、県文化の中門や棟、複雑な屋根は、浄土宗寺院の修道場として特殊な様式で造られ、写真左側にちょこっと写っている高楼を屋根の上に更に突き出しています。
 浄土宗「十念寺(TEL 0742-23-2925)」

 「阿弥陀寺」の斜め向かいが「十念寺」です。元は真言宗で、1304年(嘉元2年)浄土宗に改宗して「十念寺」に成りました。境内に本堂と愛染堂、白粉地蔵堂、金比羅堂が収まり、女性に人気の白粉地蔵は願い事を叶えてもらったお返しにお化粧をし、また、海のない奈良になぜ航海安全の守護神・金比羅権現が祀られているかと云うと、昔は奈良名産の筆や、墨を全国に売り歩く行商人が、九州、四国へ海を渡って行くのに、海上の安全を金比羅さんに祈願しました。路地を東へ上がった所に今も「金比羅大権現」の小さな石碑が建っています。なお、この辺りを奈良市南風呂町と云い、昔元興寺のお風呂が在った所だそうです。
 なら工藝館(TEL 0742-27-0033)

 「十念寺」から北の大通りへ出ると、道の斜め向に「なら工藝館」があります。入館は無料で、開館は、10:00〜21:00まで、お休みは月曜(祝日の場合は、翌日)と祝日の翌日(土・日を除く)です。長い歴史の中で研ぎ澄まされてきた奈良工芸の振興と発展を図るため、奈良工芸品並びににその制作道具、材料の収集および展示や奈良工芸に関する情報の発信などを行い、1階に常設展示室、個展展示コーナー、資料室、販売コーナーなどがあり、2階には研修室、作業室などがあります。なお、JRまたは近鉄の奈良駅から奈良交通の「ならまちバス」に乗られた場合はバス停「脇戸町」で下車して、直ぐ目の前の所です。
 杉岡華邨書道美術館(TEL 0742-24-4111)

 「なら工藝館」から東へ行って、次の四つ角を右へ曲がって南へ約50mほど行くと、脇戸町で、左側に「奈良市杉岡華邨書道美術館」があります。観覧料は一般300円、16歳未満無料、高校生は身分証明書提示の場合無料です。拝観は9:00〜17:00、お休みは月曜(祝日の場合はその翌日)と祝日の翌日(土・日を除く)、また、12/26〜1/5です。奈良市に在住の書家で、文化勲章受章・文化功労者、日本芸術院会員、社団法人日展顧問でもある杉岡華邨(すぎおかかそん)氏より作品の寄贈を受けて、近年建設された書道美術館で、美しいかな文字で書かれた万葉集を題材とする作品などを展示しておられます。




奈良観光表紙に戻る  奈良町案内図を開く  前のページに戻る  次のページへ進む