日本一広い村「十津川」  その8

 十津川村「葛川」の「二の滝」

 「世界の森」は、「森林館」の南西にありますが、北西の角に東屋(あずまや)があり、その北側は深い谷になっており、東屋が滝見台を兼ねて、谷底の奧に落差約7mの「七泰の滝」がちらっと見えています。それほど大きくないけど、かなり水量のある滝で国道425号線を北上して、道脇の案内板から沢づたいに下りて行けます。また、「森林館」から国道425号線を南へ戻って、三叉路を左(東)へ行くと、「瀞峡(どろきょう)」です。途中で「二の滝」と書かれた看板の所から両側が谷底になっているちょっと足場の悪い尾根道を崖の先端まで進んだら、深い谷底の奧に「二の滝」が見えますが、残念ながら滝壷は見えず。
 国名勝・特別天然「瀞(どろ)八丁」

 なお、「二の滝」が見えている崖の先端から谷底へ下りる道はありません。また、村営バスが通る山道を南へ行くと、十津川村神下(こうか)に至り、奈良・和歌山・三重の3県にまたがる「瀞峡」で、北上川の流域に形成された絶壁と深淵の渓谷、下瀞の約1.3キロが「瀞八丁」です。「吉野熊野国立公園」随一の景勝地として、その幽邃美(ゆうすいび)は古くから世に知られ、今も数多くの観光客を魅了し、かってはプロペラ船が轟音を発して新宮と瀞峡の間を航行していましたが、今は志古(しこ)と瀞峡の間をジェット船が行き交っています。また、近年は、道路の開通によって奈良県下北山村、十津川村から楽に行けます。
 玉置山の「枕状溶岩堆積地」

 「瀞峡」からまたバス停「田戸橋」まで上がって、「二の滝」の方へ戻らないで、南へ向かって、長〜いトンネルを抜けたら、バス停「玉置川口」の三叉路を右に曲がると「玉置山」への道、途中に大きな亀石や玉置山「龍神水」の湧き水があり、更に登って「玉置神社」の駐車場で降りて、ちょっと長い参道を歩くと県指定天然記念物「枕状(まくらじょう)溶岩」が山手側の崖に露出しています。海底火山により噴出した玄武岩質の溶岩が海中で冷えて固まり、不規則な楕円体または曲がった丸太状になって枕の形に似た岩石の積み重ねが地殻変動で千m以上も隆起し、1つ1つの内部構造は、中心から放射状に割れ目が見られます。




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