奈良市西部から茶筌の「高山」辺り  その9

国立国会図書館関西館(TEL 0774−98−1224)

 「くろんど池」から県道7号枚方大和郡山線を少し南へ戻って左折し、県道65号生駒井手線で東へ向って京都府に入り、府道72号生駒精華線で「精華町東畑」を更に東へ進み、ひときわ高いビルの「けいはんなプラザホテル」が見えたら、ホテルの南側の「精華大通り線」を東へ向うと、通りの南側に東西に長いガラス張りの「国立国会図書館関西館」があります。月〜土曜の10:00〜18:00開館し、日・祝日と年末年始、毎月第三水曜と特別整理期間が休館で、満18歳以上であれば、誰でも閲覧室への入室および資料の利用が出来、また、「関西館」の施設や機能を知る為には、事前予約制で参観(見学)が出来ます。
 けいはんな記念公園(TEL 0774-93-1200)

 「国立国会図書館関西館」真ん前「精華大通り」を渡った北側が「けいはんな記念公園」で、西側の公園駐車場から遊戯広場を通って、谷あいの小川に沿って東へ向うと、「水景園」の入り口へ至ります。開園時間9:00〜17:00、入園料一般200円、小中学生100円、伝統的な池泉回遊式の日本庭園で、子どもたちが安全に遊べる広〜い芝生の広場や、小川の流れる谷あいは自然がいっぱい、なお、「水景園」の「月の庭」には長〜い「観月橋」が架かり、その先の「観月楼」にギャラリーもあり、大人も十分楽しめ、また、仲秋の名月「観月の夕べ」は18;00〜、先着1000名様無料ご招待で、20:30消灯です。
 畑ノ前遺跡

 「けいはんな記念公園」から精華大通り線を東へ行くと、「学研都市病院」があり、その前、「精華大通り線」を挟んで北側の公園に「畑ノ前遺跡」があります。弥生時代中期、古墳時代後期、奈良時代の3時代に渡る複合遺跡で、竪穴住居跡が10棟出土し、その建て替えの様子から一時期3〜5棟の住居からなる集落だった様で、古墳時代後期になると、付近一帯は墓域として多くの古墳が築かれ、いずれも横穴式石室を埋葬主体部とする小規模な円墳が6世紀後半〜7世紀前半に築造され、また、奈良時代には、豪族の館が構えられ、相当数にのぼる掘立柱の建物や、深さ7mの深く大きな井戸等が出土し、稲蜂間氏の館跡です。




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