六体地蔵
民家を外れ山中へ入って暫く行くと「六体地蔵」が薄暗い竹藪の所で見えて来ます。「一龕(いちがん)六体地蔵石仏」で、死者の霊が迷って苦しまない様にあちこちの墓地の入口に六体揃った地蔵尊が祀られていますが、1つの石龕(せきがん、石の厨子)に六体揃って彫られているのは珍しい物だそうです。なお、そこから更に奥へ進むと、木の墓標が乱立した墓地が在り、墓地の際にも箇々のお地蔵さんが10体ばかり並び、また、墓地に相対して一体立派なお地蔵さんが立って居られます。そこから引っ返してもよいけど、更に進んで今度は立派な墓石の建った中を歩き、そのまま進むと一回りして、元来た道の所へ出られます。
|