句碑の郷「東吉野村」  その11

 村営「ふるさと村(TEL 07464-3-0413)」

 「四郷川」沿いにバス道路を遡ると、バス停「大豆生」を過ぎて少し東へ行った所、川の対岸に100年前のクラシックな小学校を使用した「ふるさと村」が建っています。ウッディなムードの食堂では、名物の「あまご姿ずし」等のお食事が出来て、85名収容の宿泊施設は、研修室、オーブンな談話室、大浴場等もあり、素泊り3000円。なお、周辺には、カラオケ施設、森林浴とフィールドアスレチックの触れ合いの森、キャンプ場、バーベキュー場、源氏蛍の養殖と学習・観察が出来る施設もあり、「四郷川」の渓流では魚釣り、水泳、鮎つかみ大会等が行われ、また「観光吊り橋」を渡ると、50台収容の駐車場もあります。
 「やはた温泉(TEL 07464-3-0333)」

 今も使えて餅つきも出来る入口ゲート下の「水車小屋」を真下に見て、「ふるさと村」から「四郷川」を渡ってバス道路に戻ると、川に面して「やはた温泉」があります。初夏の6月に蛍が舞う「四郷川」を眺めながら入れる風呂は、御影石の岩風呂と、贅沢な古代檜を使った檜風呂があり、それらを一週間毎に交代で男湯と女湯にしています。なお、入浴料は、500円で、営業は、11:00〜21:00まで、火曜日がお休み(その日が祝日の場合は翌日)です。 また、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え症等に効能があります。なお、「観光吊り橋」を渡って「ふるさと村」へ行けます。
 東吉野村一「和佐羅(わさら)の滝」上段部(*1)

 「ふるさと村」から又「大又登山道」の方へ行き、「四郷川」に沿ってバス道路を東へ向かうと、バス停「大又口」の所に「和佐羅の滝」への表示板があり、近くに「笹野神社」が鎮座し、神社前に登山届を入れるボックスがあり、沢沿いの道を山中に入って行くと「←至県道、和佐羅の滝、伊勢辻→」の標識もあり、道は、台高山脈・伊勢ガ辻山(標高1290m)への登山道で、「和佐羅の滝」を見るなら途中から別れて沢沿いの道を登ります。沢には、地元の人達のために水を引く取水施設があり、バス道路から約30分程で「和佐羅の滝」です。でも、よく下段中断だけを見て帰られる方がいます。もうちょっと登ると急に視界が開け、末広がりに段々と落ちる形良い瀧が姿を現し、その瞬間「鳥肌が立つ」様な感動を覚えます。上中下3段で構成された滝は、斜瀑落差約40mですが、落差以上にスケールを感じる滝で、特に上段の迫力と、その容姿に呆然とします。絶対おすすめの滝だけど、夏場は途中の山道に蛇がいるので気を付けて下さい。




奈良観光表紙に戻る  東吉野村周辺の図を開く  前のページに戻る   次のページに進む

(*1) この写真は、観光旅館「杉ヶ瀬(TEL 07464−2−0012)」さんご提供