漆部(ぬるべ)の郷「曽爾村」  その7

 バス停「落合」の「赤目滝近道」上がり口

 「門僕神社」の直ぐ北側にあるバス停「曽爾横輪、高原ロッジ」から「県道784号赤目掛線」を北西へ約7.8キロ行くか、または、「国道81号名張曽爾線」を北上して、バス停「落合」から、赤目滝近道を約2.6キロ西へ上がって、ちょっと急な山道を登り「小笹峠」越えで「間伐作業道八幡線」に下りると、バス停「赤目出合茶屋」に至ります。なお、バス停の「出合」から名張駅行のバスは、2:10と3:00の2本が日・祝にのみありますが、季節運行ですから要注意です。また、バス停「出合」から約4.6キロ西へ下りる清流沿いの道が、「日本の滝100選」に選ばれた「赤目四十八滝」トレッキングコースです。
 「赤目五瀑」の1つ「琵琶滝」

 なお、通常は、「赤目四十八滝」へ行く場合、近鉄大阪線「赤目口駅」から三重交通バスで「赤目滝」迄来て、そこから渓谷沿いを東へ上がって行きますが、バス停「出合」から西へ下る方が歩くのには楽です。どちらにしても入山料が必要で、300円払って西へ向かうと、杉木立の林を抜けた辺りから奥入瀬の様な平坦な道を進み、「出合」から約900m来た辺りに「岩窟滝」が現れ、流れる水の中程に石窟が見えて、更に「滝川」沿いに下ると、「赤目四十八滝」内でも優雅なムードが漂う「琵琶滝」があり、水がゆったりと滝壷へ落ちて行く様が琵琶に似ていることからその名が付けられていますが、「赤目五瀑」の1つです。
 「赤目五瀑」の1つ「荷担(にない)滝」

 「琵琶滝」から更に「滝道(赤目、香落ハイキングコース)」を下ると、「琴滝」が現れ、なお、続いて「雛段滝」があり、自然の造形美が見事で、雛飾りの段状の様にメルヘンチックな滝です。また、ちょっと主流から奥まった支流には、「夫婦滝」があり、更に主流を下ると、「赤目五瀑」の2つ目「荷担滝」があり、高さ8mある滝が左右2つに分かれ、中央の岩があたかも天秤棒で左右の荷物(滝)を担いでいる様に見えるので、その名があり、「赤目四十八滝」で随一記念切手のデザインに選ばれた滝です。更に「滝道」を下ると、「斜滝」、「骸骨滝」があって、道脇の山肌には、水がシトシトと落ちる「雨降滝」もあります。




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