日本一広い村「十津川」  その6

 不動滝(高滝)

 道の駅「十津川郷」からまた川沿いに国道168号線を南下して、バス停「滝」から左の細い道へ入って芦廼瀬川(あしのせかわ)沿いに国道425号(ねむのき街道)を東へ向かうと、落差のあるスマートな滝が「芦廼瀬川」の右対岸に「不動滝」が見えて来ます。別名「高滝」とも呼ばれ、「笹の滝」ほど水量はありませんが、滝見台から真正面に滝を見ることが出来、落差約46mもある瀑布はちょっと圧巻です。なお、この辺り「芦廼瀬川」は、「渓流の女王」と呼ばれる「あめの魚」あまご釣り特別区域で、「不動滝」から更に「芦廼瀬川」沿いに東へ上がると、北から大野川が流れ込み、「大野川養魚場(TEL 07466-2-0128)」に素朴な山里の味「渓谷鮨」があり、笹の葉で包んだ「あめの魚(あまご)」の押し寿司です。また、事業所・大野川養魚場で「渓谷鮮魚、あぶり、甘露煮」のそれぞれ3種類の「あめの魚(あまご)詰め合わせ」を販売しておられます。なお、「大野川」沿いにも少ないけどバスの便があり、終点が「大野片川」です。
 「芦廼瀬川の吊橋」

 また、「大野川」が「芦廼瀬川」に流れ込んでいる所に「出会橋」が架かり、橋を渡って更に東へ行くと直ぐ、国道425号線の右を流れる「芦廼瀬川(あしのせがわ)」に吊橋が架かっています。橋の造り方は「谷瀬の吊橋」と同じですが、「谷瀬の吊橋」にある横の金網がこちらにはないので、橋は小さいけれども恐怖感は「谷瀬の吊橋」よりも有り過ぎです。なお、五月の連休の頃、吊橋の中央から上流の奧を見ると、藤がたわわに房を垂らしています。また、「出会橋」から「芦廼瀬川」沿いに国道425号線を東へ上がると、「大泰(おおたい)の滝」があり、落差こそ低いが、水量と勢いに富み、なかなか猛々しい景観です。




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